さて、先ほど『操体法』という単語もでてきましたが、操体法とはどのようなものなのでしょうか。操体法とは、(故)橋本敬三先生が名付けまとめた純日本医学。「快適に満足して充分に生きてゆく」ための道しるべです。
「快適に満足して充分に生きてゆく」とは言っても【どこにも不具合のない完璧な心身=100点】を追求するものではありません。 60点でマにあえばいいのです。【完璧】を目指してしまうと、不安感や恐怖感が心の中に生み出されそれを解消しようとして頑張りすぎて、欲張り、威張りしまいには生きて行くための最も大切な【感覚】を鈍くしてしまうことになります。
人は、ある許容範囲のバランスの中にいればなんとなく快適に生きて行けるようになっています。60点で、まずまずマにあっていれば充分だという気楽な考え方が操体のポイントです。橋本先生はお医者さんでしたから身体と心の本当の治し方が知りたくて様々な治療法や予防法などを実際にためしてみました。
そして最終的にわかったことは「気持ちのいいことをすればいい」という原始感覚が指標となるシンプルなことでした。操体法は、いつでも、だれでも、どこでもできる整体です。健康整体の家つみきでは、一人でできる整体を指導していきます。