佐藤瑞樹さん 10代 女性(スポーツ障害 モニターさん)
バレーボールをしていて膝が痛くなり、病院で膝蓋腱炎(※ジャンパー膝)と診断を受け、現在は膝の痛みは気にならないようで、綱引きなどスポーツを行なっていて腰の痛みが出ることがあるということでした。
※膝蓋腱炎は、オーバーユース(膝の使いすぎ)により起こるスポーツ障害。跳躍競技やボールを蹴る、ダッシュを頻繁にするようなスポーツに多く発生する。
10歳〜20歳の成長期に、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず、筋肉は硬く、腱も伸ばされた状態になることで、柔軟性が落ちて衝撃の吸収力が低下して起こる。
施術前日、積雪のため転んでしまったと左半身に創傷と打撲がありました。綱引きをしたあと腰痛が出ることがあるということでした。
施術を進めていく中で、少し動作に変化はみられてはいましたが、なかなか実感することが出来ず、1回目の施術終了後「少し楽になった」と満足のいく変化を得られませんでした。
綱引きをし、子どもの相手もして腰痛が出たということで施術開始しています。
膝裏やふくらはぎ、腸骨などにこりがあり、また両足とも捻挫を何度もしているということで足首がゆるくなっていました。
施術(圧痛操法、快高圧操法、踏み込み操法)をすると腰痛や背中の張りが改善し、体のねじり動作と後屈が楽に出来るようになりました。瑞樹さんも「今回は楽になった」と変化を実感出来たようでした。
□1回目は、緊張や前日転んだ時の創傷と打撲の痛みに意識がいってしまったことで、自分の体に意識を向けられていなかったため、変化が実感しにくかった。
□2回目は、緊張も1回目ほどではなく、嫌な痛み、効きそうな感覚を伝えてくれるようになり、前回に比べて自分の内側に意識を向けることが出来るようになって「今回は楽になった」と変化を実感出来た。
自宅に帰ってからの変化も確認してもらい、今後も隔週で(全6回)経過をみていきます。